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裏方の日々

家族の風景

久しぶりにスカッと晴れた土曜日。築地で家族と待ち合わせて寿司を食べる。14時の待ち合わせが14時半になり、15時になり。。というテンポ感は昔から変わらず。
父のリクエストですしざんまい本店へ。築地まで来てわざわざざんまい...?と思いつつ、やはり寿司は寿司というだけでもう尊いものである。
食後、甘いものでもということで銀座の風月堂へ。スイーツ男児としてはパフェを頼みたかったけど、さすがに寿司の直後では胃が受け付けず。。

友人知人とはとてもしないような本当に他愛もない会話に、なぜか今日はどうしようもなく家族を感じる。昔は家族との実もないやりとりなんて不毛!くだらない!などと思っていたこともあったけど、結局は実のなさこそが家族なんだなと、実家を離れてみて分かるようになった。

ここ最近まったく気持ちが上向かずーというのは人間関係だったりお金の工面だったり仕事の忙しさだったり、端的に言うと他人が当たり前に出来ている(ように見える)ことが全然うまくできないなあという、いい歳こいて激しく自己嫌悪なムードにすっかり支配されていてー「明日のことは明日(生きてたら)考えよう」という感じで風呂も入らず着替えもせず洗濯物の散らかったベッドに倒れ込むという荒みまくった毎日を送っていたので、妙におセンチな気分で今日という日を噛み締めてしまった次第。

正直自分以外は誰もが上手くいっているように見える。最近はそもそも生きることに向いてないんじゃないか?とか、誰にも迷惑をかけずにこの世から消え去る方法ばかりを考えていた。
明日生きるのだって打ち合わせとか仕上げなきゃいけない作業があるから、、くらいしか理由がなくなりつつあった。まあ実際は多くの人がその程度の理由で生き続けているのかもしれないけど。。

家族に会ってそういう何やかんやがスパっと吹き飛ぶわけではないけど、決して楽ではない環境の中、自分をここまで育てる途中には死にたい、もうダメかもしれないと思うこともあっただろうし、父親なんかは生死の境を経験したのち後遺症を抱えてもなお日々を楽しく生きようと努力を続けている。というようなことに思いを馳せる機会ーチャンスと言ってもいいーを得ることができたのは、今現在の自分にとってとても有難いことだった。

みんなのように上手くはできないけど、頑張ってもう少し生き延びてみようと思った。そんな家族の風景。


ハナレグミ 家族の風景 - YouTube